小児性愛と子供への性的虐待に関するリチャード・ガードナー医師の意見の概要

www.leadershipcouncil.org

上記のサイトの内容を、基本的にdeepl翻訳を使って翻訳しました。はっきり言って相当胸糞の悪い内容なので、閲覧注意です。

 

現在、共同親権推進に絡んで日本に入り込んできている「片親疎外症候群」の生みの親、リチャード・A・ガードナーが、親から子供への性的虐待についてどういう考え方をしていたかを示すものです。下の文中にもあるように、彼の理論は学術的なものではなく、彼個人の観察や経験に基づいているので、性虐待についての彼の考え方の文脈で、片親疎外症候群を理解する必要があります。

 

 

以下翻訳:

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リチャード・A・ガードナー医学博士は、「片親疎外症候群」(PAS)理論の生みの親で、主要な提唱者である。博士は自殺する前、コロンビア大学医学部の児童精神医学の無給非常勤臨床教授だった。収入は主として法医学専門家として得ていた。

 

PASは1985年に彼の個人的な観察と専門家証人としての仕事に基づいて開発されたものであるが、それは子供への性的虐待の嫌疑をかけられた父親の側に立ったものが多かった。ガードナーは、PASは非常によくあることで、虐待の申し立てがない場合でも、彼が評価した親権紛争の90%以上にこの症候群の症状が見られると主張した(Gardner, 1987, p.67)。National Law Journal、1993年9月6日の記事「ガードナー医師が性的虐待を弁護する」で、ガードナーは、PASはほとんど全てが子供の親権紛争においてのみ発現する「子供の病気」であり、その場合片親(たいていは母親)が、子供がもう片親(たいていは父親)を憎むように仕向けていると主張した。

 

ガードナーのPAS理論は、我が国の裁判制度が特に離婚の際に子供の性的虐待の疑いをどのように扱うかについて、大きな影響を及ぼした。ガードナーは、精神衛生の専門家、法曹界、離婚する大人とその子供たちに向けて助言を与える250以上の本や記事を執筆している。ガードナーの個人出版社Creative Therapeuticsは、多くの書籍、カセットテープ、ビデオテープを販売している。ガードナーのウェブサイトによれば、25以上の州において、刑事・民事を含め約400件で専門家としての証言を認められた。ガードナーの研究は、子供の福祉に影響を与える決定の根拠として全米の法廷で使われ続けている。ガードナーは家庭裁判所の指導的な権威と言われ、子供の親権鑑定の「グル」(導師、精神的指導者)とまで言われている。

 

ガードナーのPAS理論は、科学的データではなく彼の臨床的観察に基づいているため、女性、小児性愛、児童性的虐待に関する彼の極端な見解の文脈の上で理解する必要がある。

 

小児性愛についてのガードナーの見解:

性的虐待の申し立ての大部分(”おそらく95%以上”)は正当である。」

Gardner, R.A.(1991), Sex Abuse Hysteria: Salem Witch Trials Revisited, Cresskill, NJ:Creative Therapeutics (pp.7, 140)

「我々一人ひとりの中に、少しは小児性愛がある。」

Gardner, R.A. (1991). Sex Abuse Hysteria: Salem Witch Trials Revisited . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (p. 118)

小児性愛は、世界の歴史上、非常に多数の人々によって普通のことと考えられてきた。」

Gardner, R.A. (1992). True and False Accusations of Child Sex Abuse . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (p. 592-3)

「同様に、”家庭内小児性愛(つまり近親相姦)は広く存在しているし、……おそらく大昔からの伝統である。」

Gardner, R.A. (1991). Sex Abuse Hysteria: Salem Witch Trials Revisited . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (p. 119)

「私達の社会がそれ(小児性愛)に過剰反応するから、子供たちが苦しむのである」

Gardner, R.A. (1992). True and False Accusations of Child Sex Abuse . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (pp. 594-5)

小児性愛は”子孫繁栄の目的”を果たすことによって、人類の種の存続を高める可能性がある」

Gardner, R.A. (1992). True and False Accusations of Child Sex Abuse . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (pp. 24-5)

小児性愛は”文字通り何十億もの人々の間で広く存在し、広く受け入れられている習慣である"」

Gardner, R.A. (1986). Child Custody Litigation: A Guide for Parents and Mental Health Professionals . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics, (p. 93)

さらに、ガードナーは、小児性愛、性的サディズムネクロフィリア(死体とのセックス)、ズーフィリア(動物とのセックス)、コプロフィリア(排泄を伴うセックス)など、人間の性行動の多くの異なるタイプは、種の生存価値を持つと見ることができ、したがって「人間の性行動のいわゆる自然形態」のリストから除外する正当性がないことを提案する。

参照: Gardner, R.A. (1992). True and False Accusations of Child Sex Abuse . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (pp. 18-32)

 

子供の性的攻撃性に関するガードナーの見解:

ガードナーは、子どもは大人とセックスをしたいと思い、誘惑することがあると指摘している。

「幼児期に高い性的衝動」を経験する子供もいる。「すべてではないにせよ、ほとんどの子どもは生まれた時点でオーガズムに達する能力を持っていると信じるに足る理由がある。」

Gardner, R.A. (1992). True and False Accusations of Child Sex Abuse . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (p. 15)

「子どもは生まれつき性的であり、大人を”誘惑”することによって性的な出会いを始めるかもしれない。」

Gardner, R.A. (1986). Child Custody Litigation: A Guide for Parents and Mental Health Professionals. Cresskill, NJ: Creative Therapeutics (p. 93).

性的関係が発見された場合、「 子供は、大人が開始したことを非難されるように捏造する可能性が高い。」

Gardner, R.A. (1986). Child Custody Litigation: A Guide for Parents and Mental Health Professionals. Cresskill, NJ: Creative Therapeutics (p. 93).

「正常な子どもは多種多様な性的空想や行動を示すが、その多くは大人が示せば”病気”や”変態”のレッテルを貼られるであろう」

Gardner, R.A. (1991). Sex Abuse Hysteria: Salem Witch Trials Revisited . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (p. 12)

性的虐待が必ずしもトラウマになるとは限らない。性的虐待が子どもにとってトラウマになるかどうかの決定要因は、これらの出会いに対する社会的態度である。」

Gardner, R.A. (1992). True and False Accusations of Child Sex Abuse . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (pp. 670-71)

 

父親から性的虐待を受けた子供の治療に関するガードナーの見解:

・子供を加害者と結びつけておく。

子供を虐待する親から疎外しないよう、特別な配慮を払うべきである。小児性愛者の親を家庭から追い出すことは、「小児性愛の治療と家族の和解のすべての試みが無駄であることが証明されたあとにのみ、真剣に検討されるべきである」

Gardner, R.A. (1992). True and False Accusations of Child Sex Abuse . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics.(p. 537)

完璧な親は存在しないことを子どもに伝えるべきである。「性的搾取はネガティブなリストに入れなければならないが、ポジティブなものも評価されなければならない」

Gardner, R.A. (1992). True and False Accusations of Child Sex Abuse . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics.(p. 572)

・父親による性的虐待は正常なことであると子供に伝える。

年長の子供には、大人と子供の間の性的な出会いが、普遍的に非難されるべき行為と考えられているわけではないことを理解させることができる。そのような行為が普通であると考えられている他の社会について子供に教えることができるかもしれない。シェイクスピアハムレットの言葉「何事も善か悪かではなく、考えることで善になったり悪になったりする」という知恵を子供が理解できるよう助けることができるかもしれない。

Gardner, R.A. (1992). True and False Accusations of Child Sex Abuse . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics.(p. 549)

「このような議論では、私達の社会には、大人と子供の性的な出会いについて、誇張された懲罰的で道徳的な態度があることを、子供が理解できるようにするべきだ」

Gardner, R.A. (1992). True and False Accusations of Child Sex Abuse . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics.(p. 572).

夫による子どもへの性虐待を発見した母親に関するガードナーの発言:

ガードナーは、父親の虐待を母親の責任としている。妻が夫を性的に満足させられなかったから妻が悪いとガードナーは考えている。ガードナーは、近親相姦の被害者の母親が性的満足を得られるよう、セラピストが支援することを提案している。

・訴訟を思いとどまらせる。

・夫(加害者)とともにいるよう勧める。

・父親による性的虐待の責任を母親と娘に負わせる。

「娘が父親の方を向いた理由の一つとして、娘と母親との関係に問題があるのかもしれない。」

Gardner, R.A. (1992). True and False Accusations of Child Sex Abuse . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (p. 585)

・子供を性的に虐待した夫への怒りを乗り越える手助けをする。

「母親が虐待に対してヒステリックに反応したり、虐待を口実に父親を誹謗中傷したりする場合、セラピストは「母親の酔いを覚まさせる」ことが有効である……彼女のヒステリーは……凶悪な犯罪が行われたと子供に感じさせてしまうことにつながり、それによって父親と親しくなる可能性が低くなる。母親がこの「犯罪」を適切な見方で位置づけることができるように、できる限りのことをしなければならない。世界の歴史の中で、ほとんどの社会で、このような行為が普遍的にあったし、今もそうであることを母親に理解させなければならない。」

Gardner, R.A. (1992). True and False Accusations of Child Sex Abuse . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (pp. 576-7)

「おそらく、世界の歴史の中で彼の行動は、子供を性的虐待しない人々の抑制された行動よりもより一般的であったことを彼女が理解できるよう支援できるかもしれない。」

Gardner, R.A. (1992). True and False Accusations of Child Sex Abuse . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (pp. 585)

・母親が夫に対してもっと性的に反応するよう促す

「彼女の性欲が増すことで、夫が娘のもとに戻って性的欲求を満たす必要性が減るかもしれない」

「オーガズム的反応の快楽について言葉で説明してもあまり役に立たないだろう。適切なリラックスした状況で、オーガズム反応の目標を達成できるような経験を促す必要がある。」

「(バイブレーターの使用に関して)彼女が持っている阻害要因を克服するよう努力しなければならない。」

「自慰行為に対する彼女自身の罪悪感が薄れることで、娘にその行為を奨励することが容易になる(それが正当化されるのであれば)。そして、彼女の性欲が増すことで、夫が性的欲求を満たすために娘のところに戻る必要性が減るかもしれない。」

Gardner, R.A. (1992). True and False Accusations of Child Sex Abuse . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (p. 585)

 

子供に性的虐待をする父親に関するガードナーの発言:

・あなたがやったのは普通のことだと伝える。

「今日でも、小児性愛は文字通り何十億もの人々の間で広く受け入れられていることを理解させなければならない。特に西洋社会では、そのような傾向に対して非常に懲罰的で道徳的な態度をとっていることを理解しなければならない。彼は、小児性愛に対する社会的態度に関して、生まれた場所と時間に関して、ある種のバック(sic)ラック[訳注:バッドラックがバックラックと誤記された]があった。」

Gardner, R.A. (1992). True and False Accusations of Child Sex Abuse . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (p. 593)

彼は、小児性愛に対する社会的態度に関して、生まれた場所と時間に不運があったのだ。しかし、これらは彼自身を非難する理由にはならない。

Gardner, R.A. (1991). Sex Abuse Hysteria: Salem Witch Trials Revisited . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (p. 119)

・彼を家庭内に留める

小児性愛者の親を家庭から排除することは、「小児性愛の治療や家族との和解の試みがすべて無駄であることが証明された後にのみ、真剣に検討されるべき」である。

Gardner, R.A. (1991). Sex Abuse Hysteria: Salem Witch Trials Revisited . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (p. 119)

・彼が自分を守れるよう支援する

小児性愛の衝動に駆られた社会の人々に下される厳罰から身を守るためには、彼は自分をコントロールすることを学ばなければならない」。

Gardner, R.A. (1992). True and False Accusations of Child Sex Abuse . Cresskill , NJ: Creative Therapeutics. (pp. 585-592)

・彼がそれを忘れられるように支援する

「父親とのセラピーは、第一の問題(=性的虐待)に焦点をあてて行われるべきではない。その代わり、セラピーの目的は "問題を忘れさせること "なので、セラピーは "他のことについて話すこと "に費やされるべきである。」

広範な子供たちの被害者化に社会がどう対応すべきかについてのガードナーの発言:

小児性愛に対してより同情的な見方をする

「現在のヒステリーに対処するために社会が取るべき措置のひとつは、"ヒステリーをやめて "小児性愛者の行動に対してより現実的な態度を取ることだ。」(p. 120)

「"小児性愛者に下される厳罰は、私が考える罪の重さをはるかに超えている」(p118) 

Gardner, R.A. (1991). Sex Abuse Hysteria: Salem Witch Trials Revisited. Cresskill, NJ: Creative Therapeutics.

・児童性的虐待の報告義務化を廃止する。
児童虐待の報告者に対する免責を廃止する。
・児童性的虐待の冤罪を主張する人々を支援する連邦政府出資のプログラムを創設する。

Gardner, R.A. (1995). Written testimony on HR3588 - Proposed revision of the child abuse prevention and treatment act (CAPTA) (Public Law 93-247).

小児性愛者を共同体の中にとどまらせる

小児性愛者の親を家庭から連れ出すことは、「小児性愛の治療や家族との和解の試みがすべて無駄であることが証明された後でのみ、真剣に検討されるべき」である。

家庭外で子供を虐待する小児性愛者には、まず地域社会での治療の機会を与えるべきである。「それが失敗した場合のみ" "何らかの強制収容を検討すべきである」

Gardner, R.A. (1991). Sex Abuse Hysteria: Salem Witch Trials Revisited . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (p. 119)

子供の性的虐待ヒステリーに関するガードナーの発言:

児童虐待疑惑は、セーラム魔女裁判マッカーシーによる左翼迫害に続く、「3番目に大きなヒステリーの波」である。

Gardner, R.A. (1993, February 22). Modern witch hunt--child abuse charges. The Wall Street Journal, p. A10.

「私たちは今、ナチス・ドイツに似た危険な時代に生きている。性的虐待のヒステリーが遍在している。」

Gardner, R.A. (1992). True and False Accusations of Child Sex Abuse . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (p. xxv)

「子供の性的虐待ヒステリー」は誰の責任か?

小児性愛者に対して否定的な感情を口にする人

「軽蔑の対象である "変態 "に対する演説の間、彼らはしばしば、容易に性的と見なせる興奮のレベルまで上昇する。. . 心理学的には、このような人たちは、絶えず解放を迫っている自分自身の受け入れがたい小児性愛の衝動を抑えるために、常に戦っているのだ」

Gardner, R.A. (1991). Sex Abuse Hysteria: Salem Witch Trials Revisited . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics (pp. 30-31).

・司法制度ー判事を含む

「虐待事件は、告発者、検察官、弁護士、裁判官、鑑定人、心理学者、記者、新聞の読者、その他関係者、冤罪の人や無実の被害者を除く様々な人にとって「興奮する」事件であることは間違いない。 誰もが「快楽」を得ているのだ。」

Gardner, R.A. (1991). Sex Abuse Hysteria: Salem Witch Trials Revisited . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (p. 31).

「裁判官もまた、小児性愛の衝動を抑圧され、抑圧され、罪悪感を抱いている可能性がある。事件の詳細を調べることで、覗き見や身代わりの満足感を得ることができる...加害者とされる者を投獄することは、裁判官自身の投影された小児性衝動を消し去るために心理的に役立つかもしれない。」

Gardner, R.A. (1991). Sex Abuse Hysteria: Salem Witch Trials Revisited . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (p. 107)

・性的に抑圧された母親

「母親は......性的虐待の申し立てが提供する視覚的イメージで(自身の性的抑制された欲求を)心理的に満たしている。」

Gardner, R.A. (1991). Sex Abuse Hysteria: Salem Witch Trials Revisited . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics (pp. 36-37).

・強欲な親

「多くの人が自分の欲の犠牲になっている。あまりにも巨大な欲のために、莫大な富を約束された訴訟に勝つために、自分の子供たちに負わせている心理的トラウマに目をつぶっているのだ。」

Gardner, R.A. (1991). Sex Abuse Hysteria: Salem Witch Trials Revisited . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics (p 43).

ユダヤキリスト教の原則

「古代の人々の中で、小児性愛者に対して処罰的だったのはユダヤ人だけだったというのは興味深いことである。小児性愛に対する現在の過剰反応は、ユダヤ教キリスト教の原則の誇張であり、このような活動に対する西洋社会の非典型性を生み出す重要な要因である。」

Gardner, R.A. (1992). True and False Accusations of Child Sex Abuse . Cresskill, NJ: Creative Therapeutics. (pp. 46-7).

その他の参考文献:

Dallam, S. J. (1998). Dr. Richard Gardner: A review of his theories and opinions on atypical sexuality, pedophilia, and treatment issues. Treating Abuse Today , 8(1), 15-23.

1.Gardner, R. A. (1987).The parental alienation syndrome and the differentiation between fabricated and genuine child sex abuse . Creskill, NJ: Creative Therapeutics.

2.Gardner, R.A. (1993, September 6) Dr. Gardner defends work on sex abuse. National Law Journal, p. 16.

3.Sherman, Rorie. (1993, August 16) Gardner 's Law: "A Controversial Psychiatrist and Influential Witness Leads the Backlash against Child Sex Abuse 'Hysteria.'" The National Law Journal , pp. 1, 45-46.

4. See Gardner 's CV on his website (available at http://www.rgardner.com/pages/cvqual.html). See also: People v. Fortin, 706 N.Y.S.2d 611, 612 (Crim. Ct. 2000). Fortin was a criminal sex abuse case in which Dr. Gardner offered to testify on behalf of the accused molester concerning PAS and the credibility of the complaining witness. The court refused to permit his testimony because of a failure to establish general acceptance of PAS within the professional community.)

5. Quinn, K.M. (1991). Family evaluation in child custody mediation, arbitration, and litigation (Book Review). Bulletin of the American Academy of Psychiatry and Law , 19(1), 101-02.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最悪なジャンクサイエンス「片親疎外症候群」

私が共同親権推進でよく見かける「虚偽DV」というワードを非常に危険だと思う理由のひとつが、「片親疎外症候群」というニセ科学です。INDEPENDENT紙に、この症候群提唱者の死亡記事があり、大変わかりやすくまとまっていたので、ツイートしたものをこちらにも転載します。(一部誤字などは修正しました。)
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「子供が親Aを嫌うのは、親Bが子供に吹き込む嘘と洗脳による病気である」という、DV加害者にとって極めて都合の良い「片親疎外症候群」という用語がある。以下は、この用語の提唱者、アメリカの精神科医リチャード・アラン・ガードナーのobituary記事(INDEPENDENT, 2003, May 31)による説明。
 
リチャード・アラン・ガードナー、精神科医、1931年4月28日ニューヨーク生まれ。MD取得1956年。2回結婚(1男2女)。2003年5月25日、ニュージャージー州テナフリーで死去。
 
数年前ピッツバーグ郊外の子供の監護権を巡る係争で、10代の少年3人が、父からの身体的虐待を理由に面会強制の中止を訴えた。
 
判決は子供たちの訴えではなく、父親が雇った専門家、コロンビア大学教授ガードナーの証言を重んじた。ガードナーは、少年たちは母親の洗脳の結果嘘をついていると主張、「脅迫療法」と称するものを推奨。グリーコ家の3人の少年は、「敬意を持って従順に父親との面会を果たすべし。さもなければ母親が刑務所に行く」と言われた。
 
まもなく16歳の長男ネーサン・グリーコが自室で首を吊って自殺。残された日記には、人生が「終わりのない苦痛」になったと書かれていた。しかしガードナーと法廷は、地元紙が生き残った2人の監護権協定の変更を暴露するまで悔いることはなかった。
 
この「脅迫療法」はガードナーのもっと広い理論の一部で、米国の全国各地の家庭裁判所では「片親疎外症候群」として知られる。この理論は近年米法廷で信頼を得てしまった最も陰険なジャンクサイエンスの一つだが、
 
”子供への虐待で配偶者を非難する母親は全員、本質的に、多かれ少なかれ嘘をついている。母親は子供たちを父親から「疎外」するためにこうした嘘をつく。これは親としての衝撃的な責任放棄であり、彼女は、加害者とされる者に全面的に監護権を渡すべきである。”と主張する。
 
これは、そもそも、ガードナーの最も熱心な支持者である離婚する父親の利益を守るために作られた安っぽい論理であるだけでなく、ここ15年間に何百何千のアメリカの家族を破壊してきた。
 
州という州で、法廷はガードナーの学歴を鵜呑みにして、たとえ警察記録や医療記録、教師やソーシャルワーカーの証言が母親の告発を裏付けていても、子供を加害者の保護下に置いたのである。
 
「片親疎外」概念は現在までに判例法として定着し、ガードナー自身が関与していない何千もの紛争を左右してきた。しかし、この概念には何の科学的根拠もない。
 
アメリカ精神医学会やその他専門機関によって認められているわけでもない。1980年代後半からガードナーがこのテーマで書いた一連の書籍はすべて自費出版であり、通常の査読プロセスを経ていない。
 
性的虐待の申立の信頼性を判定するための彼の手法は、著名な家庭内暴力専門家、ワシントン大学ジョン・コントによって、「これまでこの分野で見たうちで、おそらく最も非科学的なゴミだ」と酷評されている。
 
高葛藤の離婚裁判の経験者なら、母親が配偶者に対して虚偽の申し立てをする事例があることは誰も否定しない。しかしガードナーはそれ以上のことを主張する。ガードナーによれば、90%以上の母親が嘘つきで、子供にその嘘を繰り返すよう仕向けているから、裏付けの証拠を気にする必要はないという。
 
虐待を主張する母親は、自分の子供に対する性的傾向を偽装された形で表現しているというのが彼の説明である。
 
しかも彼は、近親姦であろうがなかろうが、小児性愛はそんなに悪いことではないと示唆した。
 
彼は『性的虐待のヒステリー:セーラム魔女裁判の再来』(1991年)に、”現在のヒステリーに対処するために社会が取るべき措置のひとつは、「それをやめて」、「小児性愛者の行動に対してより現実的態度をとることだ」と述べている。
 
さらに彼は「小児性愛は文字通り何十億もの人々に広く受け入れられている」と述べている。以前、インタビュアーから、もし自分の子供が父親の性的虐待を訴えたら母親はどうするべきかと問われて、ガードナーは次のように答えた。
 
「母親はどう言うべきか、ですか? お父さんのことでそんなことを言ってはいけません。もし言ったら殴りますよ[と言えばいいのです]」
 
家庭裁判所判事がこのような人物をまともに取り上げるとは信じがたいが、父親が離婚裁判に費やす費用が多い敵対的な制度では、ガードナーの理論が驚くほど説得力を持ってしまった。
 
米国児童青年精神医学会誌は1996年、ガードナーの著書『性暴力評価プロトコル』について、「臨床的・科学的客観性を装った、性的虐待の申立を虚偽と判断するための方策である」と述べた。見れば弁護人の間でベストセラーになるだろうと思うはずだ。そして実際にそうなっている。
 
ガードナーの書籍は、彼が影響を与えた判決によって、心理的に、また多くの場合肉体的に傷つけられた母子を生み出してきた。ガードナーの初期の事件のひとつに、メリーランド州の物理学者を「親権侵害者」とし、親権を持つ資格がないとしたものがあるが
 
その物理学者はその後、元夫によって射殺された。しかし、ガードナーは妻が真の悪人だったという考えを変えなかった。彼の主張によれば、妻の嘘が夫を一時的に精神異常にしてしまったのだという。
 
ガードナーの経歴は意外に平凡である。1931年NYブロンクス生まれ。ニューヨークの様々な名門大学で医学と精神医学を学び、米軍の精神科医としてドイツに滞在。1963年コロンビア大学の児童精神医学教室に赴任し、1983年精神医学の臨床教授に就任。子供の離婚体験の専門家として長年尊敬を集める。
 
しかし「片親疎外症候群」説を1980年代に発展させてからはコロンビア大学と徐々に疎遠になり、ニュージャージーで個人開業。その過程で、彼は正真正銘のアメリカの怪物になってしまったのである。
 
原文はこちら。一部deepl翻訳使用。
Dr Richard A. Gardner
INDEPENDENT.CO.UK
Dr Richard A. Gardner
Child psychiatrist who developed the theory of Parental Alienation Syndrome